色のお仕事するならApple製品がおすすめ
コロナ禍の影響で、パソコンを使いZoomなどでお客さまとコミュニケーションをとることも増えたのではないでしょうか。スマートフォンはiPhoneだけどパソコンはWindowsを使っているという方が多いようです。
ただ、カラーコーディネーター、カラーアナリスト、またイメージコンサルタント、パーソナルスタイリストなど色に関わるお仕事をする方には、パソコンもApple製品(Mac)を使うことをお勧めしたいです。
この記事ではなぜApple製品が良いのかをお話していきたいと思います。
WindowsパソコンやAndroid端末のディスプレイについて
Windowsという名称は、OSといってコンピューターの基盤となるシステムを指しますが、そのOSを使い各メーカー(NEC、東芝、富士通、DELLやHPなど)がパソコン本体を作って販売しています。これはAndroidのスマートフォンも同じ。
ということは、ディスプレイにもメーカーによる特性があり、ディスプレイの品質・色・明るさ・色の調整機能など基準が無く様々です。
Windowsディスプレイの色温度
色温度とは、光源が発する光の色を表すための尺度のこと。K(ケルビン)という単位で現します。昼間の太陽の光の色温度は5500Kくらい。数字が大きい値ほど色合いが青っぽくなり、小さい値ほど赤っぽくなります。
しかし、Windowsモニターは製造元がバラバラなので、デフォルトの色温度が高すぎたり低すぎたり、かなり調整が必要です。モニターの色設定がデフォルトのままだったりすると、本来の色とかけ離れた色である可能性が高いといえます。
また、設定を調整するといっても、一般的なWindowsやAndroid端末は、簡単な設定しかできません。
Mac・iPad・iPhoneのディスプレイについて
一方Mac・iPad・iPhoneは、Apple社がハードウェアも、オペレーティングシステムもすべて1社で開発し、製造管理しています。
Macのディスプレイの色温度はデフォルトで6500Kあたりが基準、多くは色再現性の高い液晶パネルを使っています。さらにMacはカラーマネジメントの仕組みが整っているため、得に意識しなくてもWindowsディスプレイほどの色ズレはありません。
【 色温度の目安 】
これもデザイナーやフォトグラファーがMacを使っている理由のひとつです。
プロのフォトグラファーは、さらにモニターの色調整を正確に行うためにキャリブレーションという方法をとっています。
見ているだけで楽しくなるカラー! デスクトップのiMac
これまでデスクトップのiMacは、シンプル&スタイリッシュなシルバーが中心でしたが、昨年発売された新商品は7色。ポップだけど、高級感があっておしゃれ。キーボードとマウスのカラーも統一されているのも高ポイント。全部のカラーが素敵で欲しくなります。
しかも見た目のおしゃれさだけでなく、今回のiMacは、これまでインテル製だったCPU(パソコンの頭脳の役割)が、Appleが開発したAppleシリコンに変わったことで、劇的にパフォーマンスが向上しました。
Mac・iPad・iPhoneなどのApple製品は、他社製品と比べてみると、クオリティーが高いと言えます。ディスプレイの色の再現性は、私たちの仕事に大きく影響するので、できるだけ性能が良いものを使いたいですね。
色のお仕事するならApple製品がおすすめ:まとめ
【 Apple製品の優れているポイント 】
- 適正なディスプレイの色温度
- カラーマネジメントの仕組みが整っている
- iPadやiPhoneとのクラウド連携(同期)が便利
- セキュリティに強い
- デザインがオシャレ
- サポートが秀逸
特に2021年に発売されたiMacは、カラーバリエーションが豊富。インテリアのひとつとして絵になるオシャレなパソコンです。
Windowsやアンドロイド製品とApple製品がこれほど異なることを知らなかった、という方は、次回パソコンを買い替える際に検討してみてはいかがでしょうか。
記事執筆:株式会社プラスカラーズ / WEBデザイン・マーケティング担当 : 高木