「学び直し」こそ、次のステップへの近道
いま、「学び直し」というキーワードが話題になっているのを知っていますか?単なる学び直しではなく、これからも仕事で価値を創出し続けるために必要なスキルを学ぶという「学び直し」が重要視されています。
企業の人材育成においても、学び直しをリスキリングといい、「今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する」とされ、助成金の対象にもなっているほどです。
この記事では、カラーアナリストや骨格診断アナリストなど、ファッションアドバイスの世界での「学び直し」を考えてみたいと思います。
「学び直し」の必要性とは
これまで、カラーアナリストやファッションアドバイザーとして活動してきて、こんな思いを持っている方はいませんか?
-
判断が難しい人は、本当に自分の診断が合ってるのか悩む
-
理論をしっかりと理解できていないと感じる
-
はっきりとした自分の考えがない
-
一人一人に合わせた診断ができていない
-
自分の診断に自信が持てず、クライアントが満足していない気がする
これらは、実際に活動しているアナリストから、どんな課題を感じているかアンケートをとった結果を抜粋したものです。
診断の経験を積むほどに、だんだんと自分の診断方法に疑問や物足りなさを感じることもあると思います。そんな方に、今一度、今もっているスキルの「学び直し」をおすすめしたいと思います。
「学び直し」の目的
数え切れないほどの同じ業種のサービスの中で、長く事業を継続していくためには、クライアントの満足度を高め「自分だからこそ」できるサービスを創り出していく必要があります。
つい、次々と新しい資格をとりサービスメニューを増やしたくなりますが、ビジネスにおいて専門性・信頼性・独自性が重要な今の時代、浅く広いサービスでは、専門的で質の高いサービスを提供しているサロンには敵いません。
たとえばパーソナルカラー診断や骨格診断などは奥が深く、基本は同じでも、それぞれのアナリストやスクールの考え方によって、診断方法は千差万別です。多くのメソッドが存在しますが、どれが正しい・間違っているということではなく、それぞれの考え方や手法の違いと言えます。
もちろん、資格を取得したスクールで、ワンランク上の講座を受講する方法もありますが、自分が習った方法だけが全てではなく、もしかしたら新たなメソッドを学び直すことで、今までの疑問点が解消したり、自分の独自性を見つけるヒントになる可能性があります。
「学び直し」でステップアップ
次のステップとして、自分がカラーアナリストを養成する立場になったら、相手は一般のお客さまではなくプロのアナリストです。その場合は特に、しっくりこなかったり、疑問点・不安な点を解消し自信を持って講義ができる状態にする必要があります。
講師育成講座によっては、補講を受けられるスクールもありますので、講座内で「学び直し」をしても良いかもしれません。
「学び直し」は、次のステップに進むために重要だということが、わかっていただけたと思います。
「学び直し」こそ、次のステップへの近道
「学び直し」をすることは、次のステップへの選択肢が広がるため、一見遠回りに見えても実は近道です。ビジネスを継続していくには、サービスメニューを増やすだけでなく、専門性と高いスキルを身につけることが大切です。
「学び直し」をすることで、さらにお客さま満足度を高め、多くのサロンの中から選んでもらえるサービスを追求していきましょう。
+Colorsでは、カラーアナリスト、骨格診断アナリストの方の学び直しや、次のステップに進むための講座を開講しています。ご興味のある方はこちらをご覧ください。
+Colorsの講座 へ
記事執筆:株式会社プラスカラーズ / WEBデザイン・マーケティング担当 : 高木